Aroundを使ってみる!期待の次世代ビデオ会議ツール

次世代会議ツールAround開発
参考 Around

※この記事にはプロモーションが含まれています。

“創造性を失わせる疲労を無くす”をコンセプトとした、新しいビデオ会議ツール「Around」が登場しました。コロナ禍でビデオ会議によるコミュニケーションが当たり前の様に浸透してきましたが、次世代候補の会議ツールがどの様なものか、まだベータ版ですが簡単に紹介します。

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Aroundとは

Aroundは、アメリカのTeamport社によって開発されている次世代のビデオ会議ツールです。先行のZoomやTeams等を分析し、余剰な部分を削除し、手が届いていないところにアプローチした感じです。

特徴

Aroundは以下の特徴を持っています。

  • 邪魔になる要素をとことん排除して、対話を加速させるビデオ通話
  • クリアな音声でどんどん話がしたくなる、コミュニケーションの活性化を促進
  • ストレス原因となる、カメラの背景や雑音をシャットアウト

対応プラットフォーム

現在用意されているのは、下記OSのモジュールです。これから、正式リリースに向けて追加されていくものと思われます。

  • Windows版
  • macOS版

価格

今のところ(パブリックベータ時は)、無料です。価格は2021年後半に発表とのことです。

セットアップ

まず、ダウンロードページ(https://meet.around.co/download)からインストーラを入手し、起動します。

初めての場合は[Sign Up]ボタンをクリックします。

ブラウザが起動しますので、お好みの方法でサインアップします。

通話する、もう一人分のメールアドレスも入力すれば完了です。

[Sign In]を選択し先ほど入力したメールアドレスでログインすれば、Aroundが起動してきます。

機能

画面構成

ウィンドウを最低限にして作業を極力邪魔しないフローティングモードと、一般的なウィンドウで円形に均等配置された参加者の顔が見えるキャンプファイヤーモードを備えています。カレントワークのそばに寄り添う形のフローティングモード、いいですね。

あと、顔を中央に映し出そうと、自動的にカメラが顔を追いかけてくるようです。カメラ位置をいちいち気にしなくてもよいですし、円形カメラ映像とこれで、余計な背景が映り込むのを防いでくれます。

音声

1対1のローカル通話だけなのですが、とてもクリアに聞こえます。遅延やハウリングは感じられません。とても快適に会話できます。バックグラウンドでは自慢の音声信号処理エンジンが同期や遅延補正を行って、高品質音声を提供してします。

サイレンや動物の声、家庭用雑音(食洗器とか洗濯機等)を認識し、人間の声を優先するAIフィルターが作用しているそうです。高性能マイクやノイズキャンセラー付ヘッドホンとか、別途ハードウェアを用意しなくても済むようになるかもしれません。

リソース共有

テキスト・画像・デスクトップを共有することができます。とりあえず、無難に動いています。

その他

カメラ映像をフィルターで色変更したり、アイコンを映し出したりと、遊び心の機能も付いていて面白いです。

1分間のDemo会議モードが付いており、一通りの簡単な説明をしてくれますし、セットアップの相棒役に重宝します。

Slackとの連携もできるようですが、Slackを使用できる環境が無いため使っていません。

まとめ

とてもカジュアルな感じで会議を進めることができる印象です。この辺りとセキュリティ面あたりが大企業に受け入れられるかがポイントですが、少人数でかしこまらず会議を進めるにはもってこいのツールだと思います。

iOS・Android版も用意しており、PCからスマホへのハンズオーバー目的でのエクスペリエンスを醸成するとかしないとかいう情報もあります。価格が気になるところではありますが、これからAround周辺は盛り上がっていくのではないでしょうか。

以上、ビデオ会議ツールAroundの紹介でした。

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