KP41で再起動を繰り返すPCの復旧、原因は?

PC復旧開発
ds_30によるPixabayからの画像

※この記事にはプロモーションが含まれています。

メインで使用していたWindows 10の自作PCが突然落ちる、再起動を繰り返す、最終的にBIOS画面の所までも起動しなくなりました。
今回は、その復旧までを記載します。

結果としては、マザーボードと起動SSDのダブルパンチでした。

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症状

メインで使用してきたWindows 10マシンに以下のような状態になりました。

  • Windows使用中に突然電源がおちる。
  • メモリダンプは残らない。
  • イベントビューアーには、重要としてKP41の記載あり
  • そのうち、FANが回り始めたころに再起動がかかりBIOS画面も出ない

KP41は情報範囲が広すぎて特定に期待できそうにありません。
ダンプファイルがあればWinDbgで何か拾えそうですが今回は存在しません。
なので、地道に原因個所の切り分けの開始です。

機器別確認

電源

電源テスターに接続してみましたが、メイン電源、12V、3.3V、5V、PGとも安定しており問題ないと判断しました。

メモリ

以下2情報で、問題ないと判断しました。

  • Windowsが起動できる頃の、Windows メモリ診断機能結果
  • BIOS起動する頃の、認識状態と数値

SSD

以下2情報で、問題ないと判断しました。

  • 別マシンにデータディスク接続したときのCHKDSK結果
  • CrystalDiskInfoによるS.M.A.R.T情報

マザーボード

可能な限りのデバイスは外しましたが、BIOS起動まで来ない現象は続きます。
残るは、CPUかマザーボードですが、経験上CPUは可能性が低いと判断しマザーボードを交換することとしました。

機器交換1

PCケース

パーツ交換に便乗し、十数年間愛用してきたAntec製P-150を老朽化に伴い後退させることにしました。
交代要員は、Fractal Design社のDefine R6です。USB-Cや強化ガラスモデル版も魅力的でしたが、静音性が高いといわれる普通版を選択しました。あとの決め手は、価格と6ストレージ。メンテナンス性も良さそうです。

マザーボード

とりあえず、CPUとGPUの関係上、LGA1151とATXから選択します。
久しぶりにASUSが使いたくなったので、価格面と併せて、ASUS Z390-Pを選択しました。
SATAポートが6だと思い込んでいた(実際は4つ)ですが、まあ運用の許容範囲です。
愛用しているPT1 / PT2は、将来的にPCI変換ボードで何とかしようと思っています。

再起動再び

パーツが届いたので、組み立てです。
PCケースから変えるので、全パーツ付けなおす必要があります。
ケースの仕様(クセ)をつかんだら、何とか組み立て完了。待望のスイッチオン。

が、カッコンカッコンとFANが回っては止まり、の状態が続きます。
手元にあった、UbuntuをLiveで起動してみると…問題なく動作可能。

起動用SSDにも問題があったのですね。

機器交換2

起動用SSD

という訳で、起動用SSDを選定します。
前から気になっていたM.2 NVMeの中から、発熱量が少なくて価格性能比がお手頃との評判から、WDのSN550を採用することにしました。

まとめ

届いたM.2を装着することで、今のところ問題なくWindows 10が稼働しています。

M.2って、想像したよりもかなり早いですね。快適になりました。
ケースも、大きいですが、上部に電源ボタンやUSB端子があって使いやすく、静かです。

まさかの2パーツ交換となり修理に時間を要してしまいましたが、無事完了してよかったです。

以上、再起動繰り返すPCの復旧についてでした。

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