無料動画編集!初心者向けDaVinci Resolve入門

DaVinci Resolveの使い方開発
200 DegreesによるPixabayからの画像

※この記事にはプロモーションが含まれています。

今回は、Windows上でDaVinci Resolve 16の無料版を用いて、初心者が最初に必要であろう操作を説明します。動画の読み込みから書き出しまでを一通り体験することで、何となくマスターした気になることによって、動画編集が楽しくなります。

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はじめに

動画を編集する機会があり、DaVinci Resolveの学習を始めました。無料版ですが多機能で、初心者にはどこから手を付けたらよいか迷ってしまう場面が何度もありました。今回は、初めてでも簡単に動画編集できる様に、これだけ覚えておけばという、よく使う操作をまとめて紹介します。

環境は、Windows 10上にDaVinci Resolve 16をインストールしています。

読み込み

まず、DaVinci Resolveを起動して、新規プロジェクトを作成します。

画面下部のメディアボタンをクリックし、メディアページを開きます。

素材を読み込む

メディアページの左上部分に、編集に用いる素材が格納されているフォルダをエクスプローラーからドラッグ&ドロップすれば、フォルダが開きます。

開いたフォルダから、”メディアプールにクリップがありません”と書かれているエリアに、必要な動画・音素材をすべてドラッグ&ドロップすることで、素材を編集する準備が完了します。もし、”フレームレートが一致しません”というメッセージが表示されたら、変更を選択します。

編集

画面下部のエディットボタンをクリックし、エディットページを開きます。

編集中動画の出来上がりは、右上エリアの再生ボタンをクリックすることで確認することができます。

やり直し

編集を間違えたり、思った効果ではなかった場合、焦らずCtrl + Zキーをクリックしましょう。1つ前の状態に戻ることができます。

不要な部分をカットする

編集する素材をメディアプールエリアから、下部中央右のタイムラインエリアにドラッグ&ドロップして、素材をマスターに登録します。つなげる素材は、右側に配置していきます。

黒い隙間エリアの削除は、グレー部分をクリックして、DELキーをクリックします。

素材中にカットする部分が存在する場合、下記手順を繰り返します。

  1. 赤いマーカーを切り取るエリアの左側に移動して、Iキーをクリックする。
  2. 赤いマーカーを切り取るエリアの右側に移動させて、Oキーをクリックする。
  3. Shift + BS(バックスペース)キーをクリックし、グレー部分を切り取る。

この操作は、オーディオの部分でも同じです。

シーンを早送りする

シーンを早送りしたい場合、まず選択モード(矢印)からブレードモードに切り替えて、素材に切れ目を入れて、早送りしたい部分をクリップ化します。

次に、早送りしたいクリップの上で右クリックし、[クリップの速度を変更…]を選択します。[シーケンスをリップル]にチェックを入れて、速度欄に速さを入力します。100以下がゆっくりで、100以上がスピードアップになります。

編集が終わったら、選択モード(矢印)に戻しておくのがよいです。

シーンの変わり目を滑らかにする

シーンの変わり目を滑らかにつなぐトラジション機能は、繋ぎ目で右クリックし、4つの候補から効果を選択します。”必要なハンドルがありません”というメッセージが表示された場合、[トリム]を選択します。トラジション機能追加には余白が必要なので、数フレーム分前側のクリップが短縮されます。

上記設定後、画面上部[エフェクトライブラリ]をクリックし、画面下部[ツールボックス] > [ビデオトラジション]一覧からいろいろな効果を、トラジションを追加した繋ぎ目にドラッグ&ドロップすることで、効果を変更することが可能です。

ただし、トラジションは多用し過ぎない方が、締まった動画が出来上がるようです。

タイトル、字幕を入れる

文字は、エフェクトライブラリのツールボックスから、[テキスト]をタイムラインにドラッグ&ドロップすることで表示できます。

色・大きさ・表示位置等は、タイムラインのテキストタイムライン欄をダブルクリックした際に表示される、編集画面で調整できます。表示タイミングや表示する時間は、タイムラインのテキスト長を調整してください。

音をつける

BGMや効果音も、動画素材と同じようにタイムラインエリアにドラッグ&ドロップしていきます。その際、重ねたい素材は縦に配置し、トラックを追加していきます。タイムラインの位置で、開始タイミングを設定します。

オーディオトラックを選択すると、右側にミキサーが表示されボリュームを調整することができます。出力メーターが赤色だとと音割れの原因になりますので、うまく調節してください。

また、オーディオトラックの右端にある白い四角を左に引っ張ることで、フェードアウトの効果を設定することができます。同じく、右端はフェードインです。

動画ファイル化

画面下部のデリバーボタンをクリックし、デリバーページを開きます。

完成動画を出力する

編集が完了したら、動画ファイルとして出力します。

左上エリアで、名称・保存先フォルダ・フォーマット等を設定します。Youtube等プリセットが用意されているので、活用するとよいと思います。設定が決まったら、[レンダーキューに追加]ボタンをクリックします。

最後に、右側の[レンダー開始]ボタンをクリックすると、レンダリングが開始され、指定の場所に動画ファイルが出力されます。

まとめ

DaVinci Resolveで動画編集に必要とされる要素を駆け足で紹介しました。今回紹介した機能でも覚えておけば、ある程度のクオリティで編集できるのではないでしょうか。作品の制作が進めば、動画制作に興味がわいて、更に知見深まるでしょう。これから動画編集を始める方への助けとなれば幸いです。

DaVinci Resolveにはまだまだ多数の機能があるので、理解が深まりましたら、いつか紹介したいと思っています。

以上、DaVinci Resolveの使い方の紹介でした。

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