マイクロソフト社の定番統合開発ツールVisual Studioの最新版Visual Studio 2022の正式版がリリースされました。とりあえずインストールしてみます。
Visual Studio 2022の特徴
Visual Studio 2022のコンセプトは「Code faster, Work smarter」です。ホームページに掲載の3項目は以下の通りです。
- 高い生産性
マイクロソフト社初の64ビットIDEで、大規模プロジェクトや複雑なワークフローに対応しています。コード補完や更に統合されたgitによるブランチ管理、リファクタリングなどが開発作業をサポートします。 - モダン
Xamarinの後継と目される.NET MAUIを使用したマルチプラットフォームアプリの開発や、Linux環境でのC#・C++の開発、シームレスなクラウド統合環境を提供します。 - 革新的
AIを利用した行全体の補完も可能なコード補完機能により、より素早く正確な実装が可能になります。また、共有コーディングセッションによるリアルタイムでの共同作業や、AzureデプロイへのCI/CDワークフローを簡単に使用可能です。
導入
とりあえず、インストールしてみたいと思います。
ダウンロード
Visual Studio 2022のダウンロードは、公式ホームページの”Visual Studioのダウンロード“欄から行います。無料版のCommunity 2022を選択しました。他にも、Professional版・Enterprise版が存在します。
インストール
ダウンロードしたモジュールを実行することで、セットアップが開始されます。おなじみの機能選択画面から、インストールしたいコンポーネントをチェックして、インストールを開始します。
左下のインストール先フォルダ初期値が、”…\Program Files…\”とx86が消えているところが、64ビット化されたことを実感させてくれます。
起動
インストール完了したら、起動してみます。
見慣れたプロジェクト選択画面が出迎えてくれます。折角なので、C++コンソールプロジェクトを作成してみましたが、これもいつも通りでした。上部のメニューに”git”って今まであったっけ?
64ビット化された恩恵からか、直前に使用していたVisual Studio 2019と比較して、起動・終了がとても軽くなった気がしました。
まとめ
最近は機械学習やWebアプリの影響でpythonやjavascriptを触る機会が多く、IDEを利用することがめっきり減ってしまいましたが、これを機に久しぶりにバイナリ開発にどっぷりつかってみるのもいいかなと思い始めています。
あ、.NET Framework 6も出てる…
以上、Visual Studio 2022正式版リリースの紹介でした。
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