Kali Linux(2020.2)のインストールと共有フォルダの設定

Kali Linux開発
Werner MoserによるPixabayからの画像

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久しぶりにセキュリティ関連について学習したくなったので、Kali LinuxをVirtualBoxl上にインストールしてみることにしました。
利便性を高めるため、ホスト(Windows)とのファイルもやり取りできるように、設定してみたいと思います。

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インストール

ここから、Kali Linux(2020.2, 64bit版)のISOファイルをダウンロードします。

VirtualBox上にインストール開始です。基本的にデフォルト設定を用いることにします。
rootユーザーは非推奨ということで、ユーザー名を求められます。ここでは、kaliuserとしました。

全体的に簡素化された気がします。簡単に完了しました。

共有フォルダの設定

ホストとファイルを共有するための、共有フォルダ設定を行っていきます。

上部メニューのデバイス共有フォルダー共有フォルダ設定…をクリックします。
右側のボタンをクリックして、以下をパラメータに設定します。

  • フォルダーのパス:ホスト(Windows側)の共有したいフォルダを選択します
  • フォルダ名:Kali Linux側のフォルダ名を任意で設定します(ここでは、host_shareとします)
  • 自動マウント:チェックする

Kaliのデスクトップにあるファイルシステムをクリックします。
左側に先程設定した共有名sf_host_share(sf_付)が表示されています。
ただし、これをクリックしても開くことができません。

そこで、このフォルダにアクセス権を付与します。
画面上部のメニューターミナルエミュレーターをクリックし、下記コマンドを実行します。
これは、kaliuserをvboxsfグループ(固定)に参加させるコマンドです。

sudo gpasswd -a kaliuser vboxsf

Kali Linuxを再起動後、再度sf_host_shareフォルダにアクセスしてみましょう。
ホスト側のファイルが見えるようになったはずです。

Guest Additionsのインストール

ついでに、Guest Additionsというモジュールも入れておきましょう。
これは、ホスト/ゲスト間をより統合し、使用感を向上させてくれるモジュール群です。

上部メニューデバイスGuest Additions CDイメージの挿入…をクリックします。
デスクトップに”VBox_GAs_-…“のアイコンが表示されるので、これをクリックします。

ターミナルエミュレーターから、Gest Addtionsがマウントされているフォルダに移動し、設定を実行します。
最後の質問には”yes”と入力します。

cd /media/cdrom0/
sudo sh ./VBoxLinuxAdditions.run

Kali Linuxを再起動すれば、設定完了です。

まとめ

下記の様な以前の苦労は何だったのかと思うくらい、非常に手順が簡単になっています。
VirtualBox側の改善が大きいのでしょうか…

  • 共有フォルダ設定簡単
  • Guest Addtionsのインストールに謎のモジュールを要求されない
  • 解像度の変更が即可能

以上、Kali Linuxのインストールと共有フォルダの設定の手順説明でした。

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