子供が共通テストを受験したのを機に、令和時代にはどんな大学選定用のシステムが用意されているのか気になって調べてみました。
はじめに
インターネットが普及して久しく、デジタル社会が叫ばれている令和で、共通テスト用に大学を選択するシステムが自分の時代と比べてどの程度進化しているのか見たくなり、ネットで調べてみました。二次試験でA判定を出してくれる大学は、どこなのか。
みつけたツール一覧
今回ネットで見つけたツールは以下の通りです。
他にも存在するかもしれませんが、本記事記載時には見つからなかったので、この3システムを使ってみます。
東進
自動採点システム
まず、受験した教科を選択します。
次に教科ごとにマークシートを埋めていきます。
これを全教科実施し、総合得点を算出します。
合否判定システム
本システムを利用するには、無料ですがユーザー登録が必要です。利用するには、氏名・メアド・受験番号や学校名を登録する必要があります。
ログインしたら、共通テストの得点を入力します。得点は自動採点システムからも引き継げますし、点数だけを入力することもできます。
次は、大学登録です。学校名や、設置区分・合格基準・試験日などの条件での検索が可能です。
登録した複数の志望校に対する判定を表示します。試験日も併せてカレンダーで確認できます。
駿台
自己採点判定チェッカー
教科を指定し、点数入力するか、マークシート結果を入力して自動採点するかを選択します。
インターネット選太君
ユーザー登録なしで利用できます。
共通テストの点数および記述式模試の結果を入力します。
次に、日程・大学地域・希望学部・判定ライン等の条件での一括か、ピンポイントで大学学部を指定することで、判定を表示することができます。
河合塾
自己採点シート
特にシステムは用意されていないようです。ExcelシートもしくはPDFをダウンロードして、回答を見ながら、自分で採点します。
バンザイシステム
ユーザー登録なしで利用可能です。
同社の全統記述模試成績を入力する欄もありますので、受けた方は判定制度が向上するかもしれません。
得点入力したら、大学学部名もしくは地域・受験科目・判定レベル等の条件で大学を選択します。
大学を選択したら、判定ボタンを押すことで判定結果が表示されます。
まとめ
東進のシステムは個人情報を要求し過ぎな感があったので、気になる方は他の2つのシステムを利用するのがよいかと思います。操作性に関しては、甲乙つけがたしといったところでした。強いて言えば、得点を知っているなら、東進に点数直接入力があるとよいかと思いました。逆に河合塾には得点判定機能が欲しいところです。
合格判定の精度までは分かりませんが、手軽に無料かつ自宅で全国の判定が出るとは、いい時代になったなぁと思います。先生の目の前でプレッシャーを受けながら、大学を探していた時代とは大違いです。
データを企業側に渡す抵抗の無い方は、広くシステムを活用して色々な意見を参考にするとよいかもしれません。
ただ、どうせマークシートなら、再度打ち込ませることなく一気通貫判定まで利用できる形にならないものでしょうかね。
コロナ・事件・津波等、多くの障壁がありましたが、対応された受験生、関係者の皆様ご苦労様です。あと一息です。二次試験も頑張ってください。
以上、共通テスト2022の合否判定ツール調査の紹介でした。
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