今回は、TaoTronicsのSoundsurge 85を紹介いたします。低価格帯の製品ながら軽量でアクティブノイズキャンセリング機能を搭載する、密閉型、有線・Bluetooth接続のヘッドホンです。
はじめに
PCからの音は有線式カナル型のイヤホンで聞いてきましたが、線がキーボードにかかって打ち辛いことや長時間だと耳が痛い等の不便さがあったので、ワイヤレスに交換することにしました。
ワイヤレスヘッドホンも多種多様にあるので、下記条件で選定しました。
- できるだけ低価格
- オーバーヘッド型
- 軽量
- Bluetooth
その中で、amazonのセール価格で4000円台、かつ評価も高かったTaoTronicsのSoundsurge 85を選択しました。
ヘッドホン
外観
パットにプロテインスキンレザーが用いられており、本体はコンパクトに折りたたんで収納できます。イヤーカップ周辺のボタンで、NCのON/OFFやボリューム大小および通話の受信が可能です。電源ON/OFF/ペアリング時に音声が流れます。マイクのミュートを探しているのですが、できないのかな。
付属品
Soundsurge 85のスペックは以下の通りです。
- 本体
- USB Type-C 充電ケーブル
- 3.5mmオーディオケーブル
- キャリングポーチ
- 説明書(日本語対応)
無線だけでなく、有線にも対応しています。また、収納時にはコンパクトにポーチに収めることができ、持ち運びに便利です。
スペック
Soundsurge 85のスペックは以下の通りです。
型式 | 密閉型 |
Bluetoothバージョン | 5.0 |
Bluetoothプロファイル | A2DPv1.3.1, AVRCPv1.6, HFPv1.7 |
Bluetooth同時接続 | 2台 |
対応コーデック | AAC, SBC |
再生時間 | 最大約31時間 (ボリューム70%時) |
充電時間 | 45分 (フル) |
充電インターフェース | USB Type-C |
ノイズキャンセリング | アクティブノイズキャンセリング(ANC)機能付き |
音声入力 | Bluetooth, AUX in |
イヤーマフ素材 | プロテインスキンレザー |
重量 | 220g |
残念ながら、apt-Xコーデックには対応していません。その代わり、低価格帯ながらノイズキャンセリング機能を搭載しています。ノイズキャンリングは、聞くときだけでなくマイク使用時にも適用されます。
セットアップ
PCに接続してみました。ヘッドホン本体の電源を入れ、PCからBluetooth機器を検索するだけですんなり導入できました。ヘッドホンをOFFにすれば、外部スピーカーに切り替わりますし、運用上何の問題もありませんでした。
装着感
まず軽いです。まったく違和感がありません。また、装着面が柔らかくて、つけ心地が良いです。長さ調節も十分で、メガネの上から装着しても圧迫感はありませんでした。一つ心配事があるとすれば、夏場暑いのでしょうか…
音質
全体的にフラットな音質です。中音域の音がよく伸びると思います。ANCも、他評価ではオマケとか値段相応とかありますが、OFF時のサーっという外部音を遮断する効果も確認できましたし、低音を中心に迫力が増す感じがします。NC初心者には十分すぎる効果です。音漏れも、太ももで試した限りでは、気になるほど大きな音ではありませんでした。
まとめ
軽くて、つけ心地もよく、バッテリーと併せて長時間運用が可能です。またこの価格帯で珍しくノイズキャンセリング機能を搭載しており、上位機種と比べれば機能は劣るでしょうが、私には音質とも十分でおすすめできます。安価なワイヤレスヘッドホンを探している方は、ぜひ検討してみてください。
以上、TaoTronicsのSoundsurge 85の紹介でした。
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