TP-Link Deco X20では、機能の操作をスマートフォンのアプリを使用して行います。
色々な機能が搭載されているので、今回はTP-Link Deco X20のアプリを紹介します。
Deco X20本体のレビューについては、TP-Link Deco X20はコスパ最強に記載しています。
はじめに
TP-Link Deco X20を使用開始して、数ヶ月が経ちました。
以前使用していた無線ルーターでは、オンラインゲームの遅延や、本体のフリーズで数か月に一度再起動を要していましたが、Deco X20に変更してからは快調に動作しています。
アプリの機能も豊富ですので、今回はこれを紹介します。
機能紹介
メイン(概要)画面
メイン画面では、クライアント機器や各ルーターの通信状況を確認することができます。
HomeCare画面
HomeCare画面では、アンチウィルス、保護者による制限、QoSを設定することができます。
HomeCare画面
アンチウイルス
TrendMicro社の提供するデータベースに基づき、本ネットワークに接続するデバイスを保護してくれます。時々検知のレポートを目にするので、効果が感じられ安心できます。
以下の3つの機能が提供されています。全てONでよいと思います。今のところデメリットは見当たりません。
- 悪意あるコンテンツのフィルター
データベース登録済みのウェブサイトをブロックし安全なブラウジングができます。 - 侵入防止システム
外部からの攻撃から保護し、脆弱性を排除します。 - 感染したデバイスの隔離
ウイルスに感染したデバイスからネットワーク外に情報や脅威を送信しないようにします。
アンチウイルス画面
保護者による制限
インターネットの利用時間とブラウジング可能なコンテンツを指定します。
プロファイルに禁止するコンテンツやアプリ/ウェブサイト、利用可能な時間と利用禁止する就寝時間および対象となるデバイスを登録します。
プロファイルは複数登録でき、禁止コンテンツのフィルターレベルはプリセットで4種類用意されています。
本機能はブリッジモードでは動作しません。
コンテンツ設定 利用時間設定 就寝時間設定 対象デバイス設定
QoS
ネットワークを使用する優先度の高い項目に帯域を割り当てるようです。
ジャンルとその対象デバイスを指定します。帯域はスピードテストの結果から割り当てます。
一応、Fortnite等通信重視のゲームジャンルで対象をSwitchデバイスとしていますが、効果のほどは分かっていません…
本機能はブリッジモードでは動作しません。
QoS設定
その他機能
ルーター設定画面では、以下の設定が行えます。
- Wi-Fi設定
2.4/5GHz通信有効無効やSSID名を設定します。 - インターネットのスピードテスト
インターネットの通信速度計測サーバーに対して、スピード評価を実施します。 - ブラックリスト
登録することで、ネットワークへのアクセスをブロックすることができます。登録は、すでにネットワークに参加している一覧か、MACアドレスを指定します。 - 詳細
LAN側IPアドレスの割り当て、ポート転送、ローミング有無および動作モード(ブリッジ/ルーター)等を設定します。 - 月間レポート
ネットワークのセキュリティ情報、攻撃件数およびクライアントデバイスの状況を、3か月分確認できます。 - Decoのアップデート
Deco X20の新ファームウェア確認、および簡単にアップデート可能です。 - WPS
WSPに対応したデバイスをパスワード入力なしで、近くのDecoに接続できます。 - 管理者
このネットワークを管理するアカウントを追加/削除します。
Wi-Fi設定 インターネットスピード計測 ブラックリスト 詳細 月間レポート
まとめ
Deco X20には必要十分な機能が搭載されており、すべての機能がスマホから簡単に設定可能です。なにより、エンドポイントの前面にアンチウィルスが作用していることは精神衛生上とても安心感があります。追加料金も不要なので心強いです。
以上、Deco X20アプリ機能の紹介でした。
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