TeamsやZoom等海外勢が普及するコラボレーションツールに、無料でも使える国産の「Parque」が正式リリースされました。今回はこのツール「パルケ」を紹介します。
パルケとは
Parqueは、2020/12月に社名を変更した株式会社パルケ(東京都渋谷区)が開発する国産のコラボレーションツールです。ウェブ会議とチャットがひとつに、をコンセプトとしたコンパクトさを売りとしたツールです。会議ツールで小回り重視といった点は、以前紹介したAroundを使ってみる!期待の次世代ビデオ会議ツールに似ているかもしれません。
基本機能
2021/10月時点で、Web・iOS・Android版が確認できました。スマホ版は、検索時にカタカナで”パルケ”と入力すると見つかります。アカウント作成が必要で、独自アカウントの他、google/apple認証連携を備えています。
まずやることは、”チーム“作成で、必要なら”トピック”も作ります。Teamsでいう、”チーム”および”チャンネル”に相当します。
“会議”を作成してURLを共有すれば、メンバーと会議に参加することができます。URLをメール等で送付すれば、Parqueアカウントを持っていないユーザーも会議に参加させることができます。
その他、画面共有やメモ共有等の機能を持っています。
翻訳機能
トーク履歴内の”翻訳”機能をONにすると、チャットした日本語文字列を英語に訳してくれる機能が備わっています。ONにすることでチャットのレスポンスが少し落ちますが、諸外国の方にも意思を伝えることができます。英語から日本語には変換されませんでしたが、英語への翻訳は、多くの国内ユーザーの悩みを解決する国産ならではの機能と言えるのではないでしょうか。
料金について
料金プランは3体系に分かれており、フリー・エントリー・ベーシックのプランがあります。料金は、各0円/月・330円/月・660円/月です。
料金およびプラン機能詳細については、こちらを参照してください。
動作で気になった点
使い方が悪かっただけかもしれませんが、試用時に動作で気になった点を列挙しておきます。
- 作成した”チーム”を削除するメニューが見当たらない。
- iOS版では”チーム”の作成メニューが見当たらない。
- トーク履歴の”文字起こし”をONにしたが、機能的に反応が無い。
- 気が付いたらブラウザがいっぱい開いている。同じ動作を繰り返しているからかもしれませんが。
まとめ
まだファーストリリース直後ということもあって、こなれていない感が否めませんでしたが、ちょっと使用した分には十分な音質やレスポンスでした
今後セキュリティが万全で使い勝手がよければ、機能が少なくてもありかなぁと思っています。外国勢のコラボレーションツールに匹敵する人気が出てほしいですね。
無料で運用開始できるので、手元で会議に必要な作業を完結させるという意欲作である国産ツールParqueを是非触ってみてください。
以上、国産コラボレーションツールParqueの紹介でした。
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