今回は、2020/3月発売のWiFi USBアダプタArcher T2Uをレビューします。11.acおよび2.4GHz/5GHz両対応ながら、1000円台半ばと子機としては最安クラスです。
Windows 10 Proの自作デスクトップに装着します。別セグメントLAN用です。
スペック
Archer T2Uのスペックは以下の通りです。
ワイヤレス規格 | 802.11a/b/g/n/ac |
サポート周波数 | 2.4GHz/5GHz・デュアルバンド対応 |
最大通信速度 | 433Mbps(11ac/5GHz時) |
セキュリティ | WEP, WPA/WPA2, WPA-PSK/WPA2-PSK |
サポートOS | Windows 10/8.1/8, Mac OS X(10.14) |
インターフェース | USB 2.0 |
サイズ | 41×19.5×8.7mm |
外観
同行されるのは、本体・マニュアル・ドライバーCDです。ただし、ドライバーはホームページから最新版をダウンロードすることにしました。
USBインターフェースに装着してみましたが、手持ちのBlueToothアダプタと比べても、Archer T2Uも十分小型でした。
設定
Archer T2UをUSBインターフェースに装着すると、Windowsが自動でハードウェアを認識します。
そのままでも利用可能ですが、T2Uのドライバーサイトから専用のドライバをダウンロードしてインストールします。専用のドライバーを適用した方が、通信速度測定サイトでの実測値が2倍超上昇しました。ステータスを確認すると、デバイスのアップリンク速度が200Mbps→433.3Mbpsになっていました。
ステータス
速度
通信速度測定サイトUSEN GATE 02を使用して、有線・無線時の通信速度を測ってみました。一番込み合うとされる、午後10時のものです。
有線ネットワークインターフェースを無効化してArcher T2Uの通信速度を測定しました。接続先は、レビュー!TP-Link Deco X20はコスパ最強で紹介したルーターです。下り90Mbps超と、時間帯を考慮すれば通常使用では何の問題もない数値が出ています。測定サイトの評価でも、巨大ファイルの通信以外は快適とされています。
無線通信速度
参考に、ONU直付けでの有線時の結果は以下の通りです。Nuro光の効果が発揮されている結果となっています。
有線通信速度
まとめ
Archer T2Uは1000円台半ばとお手頃価格ながら、11acや2.4/5GHzにも対応しており、実測速度も実運用上申し分ありません。USBなのでデスクトップ機やノートパソコンを簡単に無線LAN子機化できます。サイズも小さく邪魔になりません。
WiFi6不要で、手軽に無線化できるアダプタを探している方におすすめできる製品です。
以上、WiFi USBアダプタ最安クラスArcher T2Uのレビューでした。
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